ミュシャ展

ミュシャの大作『スラヴ叙事詩』が日本で初めて公開されるというので、友人と国立新美術館に行ってきました

ミュシャと言えば「アールヌーボーの代表的なグラフィックデザイナー」として有名ですが、諸外国から侵略と支配を受け続けた祖国のために晩年の16年を懸けて完成させた大作の数々は、その圧倒的な大きさもさることながら「あふれ出る祖国への愛」が年月を超え感動を与えます

全体的に重々しい色で覆われた空が、それぞれの色で思いを伝えているようで、穏やかな色調の中にも力強く気高く生き抜く人々の心を感じます そして、絵の中からこちらを直視するまなざしが刺さります

時代を超えて人々を感動させることのできる絵を残してくれたすばらしき巨人・・・人生は等しく与えられているのに私のはとてもささやかな取るに足らない人生・・・でも、感動してくれる人がいなければ意味を持たないのだから、観客の私も必要な存在って事ですよね! 最後の5枚はカメラ撮影がOKだったので大混雑の様子を撮ってみました 大きな絵なので遠目でもよく見えますが、混雑で絵の下部が見にくかったです

感動の後はマーサ・ブランチで8種の野菜と豚のコンフィのサラダ・フレンチトーストのランチを頂きました(高橋)