美術館 鑑賞 後編

午後は【八王子市夢美術館】へ、 ますむらひろしの北斎展 です。

中学生時代の理科の先生が 貸してくださった 『アタゴオル玉手箱』という本で、初めて【ますむらひろし】さんを知りました。個性的なキャラクターと幻想的な世界感のこの本は、大人になった今でも 強く記憶に残っております。

『アタゴオルは猫の森』という3Dアニメ映画や『銀河鉄道の夜』や『グスコーブドリの伝記』などのアニメ映画の原案を担当もしていまして、とてもきれいな絵の映画です。

この北斎展は、葛飾北斎の浮世絵をオマージュして アタゴオルの世界と合体した作品です。

左側が葛飾北斎の『神奈川沖浪裏』(かながわおきなみうら)といい、美術の教科書に載っているくらい有名な木版画です。右側がますむらひろし作の『神奈川沖浪裏』です。真ん中の船でヒデヨシ(ますむらひろしさんの代表キャラクター)が漁をしてます。波がところどころ蛸だったり、船先にりんごがあったり、アタゴオルの世界が溶け込んでいました。

社会科見学以来の美術館めぐりは 思いのほか 体力を使いました。そろそろ、花より団子ばかりではなく 美術展や博物館、コンサート・ミュージカルなんていうのも良いのかなぁと思うようになりました。        (kuma)