東京都美術館

芸術の秋、東京都美術館のウフィッツ美術館展に出かけてきました

上野は久しぶりにやってきました

先日出かけた六本木の新国立美術館の現代的なアートを感じさせる建物に比べ、こちらは四角い無機質な感じがします

この美術館展は、大好きなボッティチェリの絵画が展示されるので楽しみにしていました

しかし、今回は“ビーナスの誕生” や “プリマベーラ” のような華やかな絵画というより、敬虔なキリスト教のもとに描かれた絵画が多かった気がします

ボッティチェリの初期の絵画では、顔の描き方が違っていて、画家の技術の磨かれ方も年月がもたらすものと感じました

この絵画展の目玉ともいうべき作品が『パラスとケンタウロス』 です   宗教画の多い中、唯つギリシャ神話を彷彿とさせる作品でした

これは、戦いの女神パラスがケンタウロスの髪を掴んでいるもので、『野蛮な獣性に対する理性の勝利・支配』 を描いているそうです 大きな作品でパラスがとても美しかったです(高橋)