稲取 つるし雛

3月といえばひな祭り。

・・・とっくに桃の節句は終わっておりますが、伊豆稲取の『雛のつるし飾りまつり』が3月末日まで開催ということで、行って参りました。

江戸時代において、お雛様を購入できる裕福な家庭はまれで、せめてお雛様の代わりに、愛する子供や孫のために手作りで、初節句を祝おうという、切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りだそうです。

百年以上も前の 『子や孫の成長を願うやさしい暖かい心を込めた手作りのつるし雛』

飾りひとつひとつに意味や決まり事、願いが込められていて母から娘へ娘から孫へ、一針、一針、娘の健やかな成長を願う親心、とっても美しくて感動しました。 (今岡)