六本木にある国立新美術館のオルセー美術館展に出かけてきました。
黒川紀章氏の設計による波打つガラスの塔…まるで優美なバロックの音楽が聞こえてきそうです
私の身近な建築物では地元埼玉の「埼玉県立近代美術館」、第二の故郷山形の「寒河江市役所庁舎」も黒川氏の設計でした
館内はまるで宇宙ステーションの様で不思議な空間となっています
パリ、オルセー美術館の印象派の絵画展はお昼の比較的すいている時間だったため、ゆっくり見ることができました
“音楽が音の詩であるなら、絵画は視覚の詩である…byホイッスラー” 素敵な言葉です
時代の流れの導く中、才能を持つ人々のもと生まれるべくして出現した“印象派”
一番印象に残ったのは ジュール・ルフェーヴルの『真理』でした 心にずしんと響きました
絵葉書の中にある右手に鏡を突き上げている裸婦像ですが、いかがですか? 実際はかなり大きな作品です